2022年10月01日
すずきクリニック健康倶楽部 令和４年秋季号
すずきクリニックは 11 月で創立 30 周年を迎えます。
長きにわたり赤羽地区で微力ながら皆様の健康の手助けをさせていただけましたことは大変光栄なことと考えております。
この 30 年間に医療制度、医療技術は大きな変革を遂げています。日本人の平均寿命は男性でも 81 歳を超え、女性は 87.5 歳です。100 歳以上の超高齢者も 90526 人となっています。
このように超高齢化社会の中では我々医療人は医者の技術だけでなく多くの分野で多職種の方々と連携し老人介護の一翼を担わなくてはいけません。
その一方で私が開業したころの 30 年前に戻り、その当時どんな理想を持っていたかというと、できるだけ早く病気を見つけ、早く治療に結び付け、何とか自分の力で皆様の命を救うということを目標にして仕事にまい進しておりました。
しかしながら今はチーム医療の時代です。一人でできることには限りがあります。私自身最近は病気のめどを立てたらできるだけ早く専門医にお願いしてより高度の医療を提供してもらうといった方向に考えをシフトしています。
私自身すでに後期高齢者の年齢に達していますが、幸い二人の息子が、神経内科と、整形外科の専門性を持ち私を助けてくれています。35 周年を迎えるまでは、私を中心に皆様にすずきクリニックのできる限りの医療を提供していきたいと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。
2014 年から土曜日の外来を担当させて頂き、早 9 年が経過しました。
普段は日本医科大学付属病院脳神経内科で、主に脳卒中救急と神経疾患の診療を行っております。大学病院で専門性の高い医療を学びながら、クリニックでは、より患者さんに寄り添った医療を提供させて頂く機会を頂き、多くのことを皆さまから教わっている気がします。
私事ですが、2022 年 11 月～2023 年 1 月の 3 ヶ月間、アメリカのロサンゼルスに短期留学をすることとなりました。2023 年 2 月からは引き続きクリニックでの診療も続けていけたらと考えております。私が留守中、大学で一緒に働いていた先輩である村賀医師に、代診をお願いしています。これからも宜しくお願い致します。
75 歳以上の一部の方の窓口負担が変更
10月1日より収入に応じ一部の方の窓口負担が2割になります。2 割負担となる方の所得（年金収入+その他の合計所得金額）が単身世帯の場合 200 万円以上、複数世帯の場合は合計で 320 万円以上の方は、窓口負担割合が 2 割となります。但し 3 年間は引き上げに伴う負担増
加額を月 3000 円までに抑えます。しかし 1 割負担から2 割負担になるということは負担額が 2 倍になるということです。大変な値上げになります。およそ後期高齢者の方の 20％の方が負担額 20％になる見込みです。従来どおり 1 割負担、3 割負担の方もいます。
一昨年、昨年と 2 年続けてインフルエンザの流行はありませんでしたが、今年は流行が懸念されています。
コロナが少し収まりつつあり、人の流れが過去 2 年とは異なり緩和され、他人との接触が大幅にふえることや、南半球のオーストラリアで流行していることもあり、今年はインフルエンザも要注意と言われています。
インフルエンザとコロナはどちらも高熱が出ることが多く、その見分けは必ずしも簡単ではありません。どちらもウイルス検査が必要で
あり２つ同時に検査が必要な場合もあります。
10 月 1 日より北区をはじめ東京都では高齢者インフルエンザワクチン接種が始まります。接種期間は令和 5 年 1 月 31 日までです。
今年は特例で 65 歳以上の方は無料で接種が受けられます。すずきクリニックでは予約なしでいつでも接種を受けることが可能です。受付でインフルエンザワクチン接種希望と申し出てください。そのとき必ず予防接種予診票を提出してください。予診票なしでは無料接種は受け
られません。インフルエンザとコロナのワクチン接種を同じ日に受けることも可能です。一般の方の費用は昨年と同様で税込み 4500 円です。
すずきクリニック健康倶楽部 令和４年秋季号
すずきクリニックは 11 月で創立 30 周年を迎えます。
長きにわたり赤羽地区で微力ながら皆様の健康の手助けをさせていただけましたことは大変光栄なことと考えております。
この 30 年間に医療制度、医療技術は大きな変革を遂げています。日本人の平均寿命は男性でも 81 歳を超え、女性は 87.5 歳です。100 歳以上の超高齢者も 90526 人となっています。
このように超高齢化社会の中では我々医療人は医者の技術だけでなく多くの分野で多職種の方々と連携し老人介護の一翼を担わなくてはいけません。
その一方で私が開業したころの 30 年前に戻り、その当時どんな理想を持っていたかというと、できるだけ早く病気を見つけ、早く治療に結び付け、何とか自分の力で皆様の命を救うということを目標にして仕事にまい進しておりました。
しかしながら今はチーム医療の時代です。一人でできることには限りがあります。私自身最近は病気のめどを立てたらできるだけ早く専門医にお願いしてより高度の医療を提供してもらうといった方向に考えをシフトしています。
私自身すでに後期高齢者の年齢に達していますが、幸い二人の息子が、神経内科と、整形外科の専門性を持ち私を助けてくれています。35 周年を迎えるまでは、私を中心に皆様にすずきクリニックのできる限りの医療を提供していきたいと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。
鈴木健太郎医師からのメッセージ
2014 年から土曜日の外来を担当させて頂き、早 9 年が経過しました。
普段は日本医科大学付属病院脳神経内科で、主に脳卒中救急と神経疾患の診療を行っております。大学病院で専門性の高い医療を学びながら、クリニックでは、より患者さんに寄り添った医療を提供させて頂く機会を頂き、多くのことを皆さまから教わっている気がします。
私事ですが、2022 年 11 月～2023 年 1 月の 3 ヶ月間、アメリカのロサンゼルスに短期留学をすることとなりました。2023 年 2 月からは引き続きクリニックでの診療も続けていけたらと考えております。私が留守中、大学で一緒に働いていた先輩である村賀医師に、代診をお願いしています。これからも宜しくお願い致します。
75 歳以上の一部の方の窓口負担が変更
10月1日より収入に応じ一部の方の窓口負担が2割になります。2 割負担となる方の所得（年金収入+その他の合計所得金額）が単身世帯の場合 200 万円以上、複数世帯の場合は合計で 320 万円以上の方は、窓口負担割合が 2 割となります。但し 3 年間は引き上げに伴う負担増
加額を月 3000 円までに抑えます。しかし 1 割負担から2 割負担になるということは負担額が 2 倍になるということです。大変な値上げになります。およそ後期高齢者の方の 20％の方が負担額 20％になる見込みです。従来どおり 1 割負担、3 割負担の方もいます。
今年のインフルエンザ予防接種について
一昨年、昨年と 2 年続けてインフルエンザの流行はありませんでしたが、今年は流行が懸念されています。
コロナが少し収まりつつあり、人の流れが過去 2 年とは異なり緩和され、他人との接触が大幅にふえることや、南半球のオーストラリアで流行していることもあり、今年はインフルエンザも要注意と言われています。
インフルエンザとコロナはどちらも高熱が出ることが多く、その見分けは必ずしも簡単ではありません。どちらもウイルス検査が必要で
あり２つ同時に検査が必要な場合もあります。
10 月 1 日より北区をはじめ東京都では高齢者インフルエンザワクチン接種が始まります。接種期間は令和 5 年 1 月 31 日までです。
今年は特例で 65 歳以上の方は無料で接種が受けられます。すずきクリニックでは予約なしでいつでも接種を受けることが可能です。受付でインフルエンザワクチン接種希望と申し出てください。そのとき必ず予防接種予診票を提出してください。予診票なしでは無料接種は受け
られません。インフルエンザとコロナのワクチン接種を同じ日に受けることも可能です。一般の方の費用は昨年と同様で税込み 4500 円です。
