2022年01月01日
すずきクリニック健康倶楽部 令和4年新年号
皆様あけましておめでとうございます。
ダイヤモンドプリンセス号で初の新型コロナウイルス感染が確認されて以来 2 年近くとなります。
この間に何回かの流行の波を経験し、今また第 6 波と言われるオミクロン株による流行が迫ってきているようです。この間の感染防止策として 3 密を避けるといった個人の注意しかなかった時期もありましたが、その後ワクチン接種が比較的速やかに実施され、2 回接種により重症化は少し減少したようですが、感染者数は再び増加の傾向がみられます。
3 回目接種が 2 月頃より、まずは高齢者から行われる予定となっています。
このウイルスの問題点は(特にオミクロン株)感染力の強いことにあります。
またインフルエンザにおけるタミフルのような直接的な治療薬がまだ簡単に入手できないことにあります。
それでも一つの光明として「ラゲブリオ」という新たな経口治療薬が一般診療所や、薬局でも申請により患者さんに投与することが可能になってきます。まだその効果、副作用に関しては十分な報告はありませんが、すずきクリニックでも処方が可能になる予定です。
ラゲブリオはアメリカのメルク社のものですが、間もなく国内メーカーからも実用化される薬が発売されるようです。
新型コロナウイルスの主たる死亡原因は呼吸器障害によるものですが、その対策治療のノウハウもだいぶわかってきたところです。
ワクチン接種 3 回目が行われ経口薬が使用できるようになれば、インフルエンザと同じような対策で行動制限が緩和されるのではないかと期待されます。
早く日常の生活を取り戻したいものです。
当院では土曜日に神経内科専門医による外来を行っています。
土曜日を担当している鈴木健太郎医師からのメッセージを掲載いたします。
土曜日担当の鈴木健太郎です。
普段は日本医科大学脳神経内科に勤務しております。専門は脳神経内科、脳卒中であり、脳神経外科の先生とも協力して治療にあたることが多いため、頭部外傷は勿論ですが、脳腫瘍などの脳神経外科疾患も見逃すことなく対応したいと考えております。
現在多くの頭痛、パーキンソン症候群の患者さんに通院頂いておりますが、これからも患者さんのニーズに合わせた治療を心掛けたいと思っておりますので、原因不明の症状でお困りの方は、是非ご相談ください。必要に応じて、私が普段勤務している日本医科大学だけでなく、希望される病院に紹介させて頂き、患者さん自身だけでなく、ご家族様も含めた生活の質の向上に寄与したいと思います。宜しくお願い致します。
2021 年に入り、片頭痛の注射薬が保険収載され、治療の選択肢が広がっております。当院では原因に合わせた治療を心掛けておりますが、治療法に関して疑問に思われた場合には、気軽にご相談ください。
診断がつかないまま、歩行障害で悩まれている方は多くおられると感じております。現在は治療の選択肢が広がり、様々な疾患で治療介入が可能となっております。
パーキンソン症候群の診断には診察が最も重要ですが、時に核医学検査と呼ばれる特殊な検査を必要とすることがあります。その場合には、私が勤務している日本医科大学付属病院で速やかに検査できるよう、対応しております。歩行障害で悩まれている方は、お気軽にご相談ください。
強く頭をぶつけた、頭皮から出血してしまった、そんなことがあるかと思います。場合によっては、数か月してから頭の中に出血をきたすこともありますので、不安な場合には、まずご相談ください。
すずきクリニック健康倶楽部 令和4年新年号
皆様あけましておめでとうございます。
ダイヤモンドプリンセス号で初の新型コロナウイルス感染が確認されて以来 2 年近くとなります。
この間に何回かの流行の波を経験し、今また第 6 波と言われるオミクロン株による流行が迫ってきているようです。この間の感染防止策として 3 密を避けるといった個人の注意しかなかった時期もありましたが、その後ワクチン接種が比較的速やかに実施され、2 回接種により重症化は少し減少したようですが、感染者数は再び増加の傾向がみられます。
3 回目接種が 2 月頃より、まずは高齢者から行われる予定となっています。
このウイルスの問題点は(特にオミクロン株)感染力の強いことにあります。
またインフルエンザにおけるタミフルのような直接的な治療薬がまだ簡単に入手できないことにあります。
それでも一つの光明として「ラゲブリオ」という新たな経口治療薬が一般診療所や、薬局でも申請により患者さんに投与することが可能になってきます。まだその効果、副作用に関しては十分な報告はありませんが、すずきクリニックでも処方が可能になる予定です。
ラゲブリオはアメリカのメルク社のものですが、間もなく国内メーカーからも実用化される薬が発売されるようです。
新型コロナウイルスの主たる死亡原因は呼吸器障害によるものですが、その対策治療のノウハウもだいぶわかってきたところです。
ワクチン接種 3 回目が行われ経口薬が使用できるようになれば、インフルエンザと同じような対策で行動制限が緩和されるのではないかと期待されます。
早く日常の生活を取り戻したいものです。
―神経内科専門外来についてー
当院では土曜日に神経内科専門医による外来を行っています。
土曜日を担当している鈴木健太郎医師からのメッセージを掲載いたします。
土曜日担当の鈴木健太郎です。
普段は日本医科大学脳神経内科に勤務しております。専門は脳神経内科、脳卒中であり、脳神経外科の先生とも協力して治療にあたることが多いため、頭部外傷は勿論ですが、脳腫瘍などの脳神経外科疾患も見逃すことなく対応したいと考えております。
現在多くの頭痛、パーキンソン症候群の患者さんに通院頂いておりますが、これからも患者さんのニーズに合わせた治療を心掛けたいと思っておりますので、原因不明の症状でお困りの方は、是非ご相談ください。必要に応じて、私が普段勤務している日本医科大学だけでなく、希望される病院に紹介させて頂き、患者さん自身だけでなく、ご家族様も含めた生活の質の向上に寄与したいと思います。宜しくお願い致します。
頭痛に関して
2021 年に入り、片頭痛の注射薬が保険収載され、治療の選択肢が広がっております。当院では原因に合わせた治療を心掛けておりますが、治療法に関して疑問に思われた場合には、気軽にご相談ください。
パーキンソン症候群に関して
診断がつかないまま、歩行障害で悩まれている方は多くおられると感じております。現在は治療の選択肢が広がり、様々な疾患で治療介入が可能となっております。
パーキンソン症候群の診断には診察が最も重要ですが、時に核医学検査と呼ばれる特殊な検査を必要とすることがあります。その場合には、私が勤務している日本医科大学付属病院で速やかに検査できるよう、対応しております。歩行障害で悩まれている方は、お気軽にご相談ください。
頭部外傷に関して
強く頭をぶつけた、頭皮から出血してしまった、そんなことがあるかと思います。場合によっては、数か月してから頭の中に出血をきたすこともありますので、不安な場合には、まずご相談ください。